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SINOBUZまとめ

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SPADA以来の1000クレ未満でした。
約14か月の稼働期間のうち、まともにやりこめたのは3~6月の4か月間だけでした。
2月までは大学が忙しく、7月からは腱鞘炎に悩まされています。
しかし楽曲含め良い作品だったと思います。
CANNON BALLERSにも期待です。
個人的にはCrankyの書き下ろしとマトモな新型液晶の登場を渇望しています。

[ 2017/12/18 20:03 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

液晶ソムリエ(初級編)

暇なので。

1.
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2.
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3.

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4.
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解答
1. DJT液晶。シールが黒色であることから一目瞭然。上下の金属フレームに折り曲がりがある事、バランスの良い発色・コントラスト・ガンマ値である事にも注目。
2. tricoro液晶。シールが白色上下の金属フレームに折り曲がり有りグレア(光沢)有り。コントラスト強め、寒色寄りの設定にされている事が多い。
3. SPADA液晶。シールが白色上部の金属フレームに折り曲がり無しグレア(光沢)有りガンマ値が小さく、発色が白っぽい。
4. copula液晶(GULDJ-JJ)。PENDUAL液晶(GULDJ-JI)も可。シールが白色上部の金属フレームに折り曲がり無しグレア(光沢)は少し有る程度。ジャッジ表示の背景に少しノイズが見られる(解像度の関係上、この画像では不明瞭)他、SPADA液晶ではありえないほどにガンマ値が大きい(コントラストが大きい)
[ 2017/10/08 16:09 ] IIDX筐体関連 | TB(-) | CM(0)

腱鞘炎って…怖いですよねぇ?(2017/09/21追記)

ちょっと無理をしたせいで腱鞘炎になって、7月は6クレくらいしかできなかったので、ちょっと書いておこうと思います。

6月下旬、いつものようにゲームセンターに行ってIIDXをプレイし始めたところ、前腕の掌側の腱に違和感を覚えたが、せっかくゲーセンにいること、初めてのことではなかったことを思ってプレイ続行。結局2時間くらいやった。
帰宅した後も違和感が取れることはなく、どんどん痛みが増してくる。
「寝たら治るやろ」という甘い考えで何もせず就寝。
次の日になっても、そのまた次の日になっても、違和感はとれず、痛みまで感じるように。
数日経つと、痛む箇所が手首に近くなってきた。
一週間経つ頃には親指の付け根が痛むように。
二週間経つと、だいたいの違和感や痛みが治ってきたので、リハビリとして1日2クレほどをやっていたが、ある日、また前腕の掌側の腱に痛みを覚えたのでその日はそれで終了。
一晩寝ると治っていることを期待したが、案の定治っていない。
そして同じように、二週間経った今でも、腱の違和感や手首、親指付け根の痛みは残っている。

自分が痛めたのは、おそらく右側橈側手根屈筋の停止部側の腱で、日が経つごとに痛む場所が手首に近くなったのは、炎症が波及してしまったからでは?と素人ながらに想像している。
ちなみに、右側橈側手根屈筋の腱は親指の中手骨の内側を通過して、第2、第3中手骨底に停止しているので、親指付け根が痛くなるのも納得がいく。

このところ、何日経っても治る気配がなく、このまま音ゲー人生終了してしまうのでは、と心配しているのが実際だ。
8月中の復帰を目指して、今は鍵盤を一切触っていないが、橈側手根屈筋は日常生活で頻繁に使うので、完全に休ませるのは難しい。

手の甲のスジ(総指伸筋の腱)が痛くなるのが、よく見られるIIDXによる腱鞘炎だとは思うが(自分も何回もなったが、数日で完治していた)、これも油断できない気がする。

甘く見て重症化させるとこういうことになるので、少しでも手に違和感を感じたら直ちにプレーを中止し、貯金するかラーメンでも食べるべきだろう。医療機関への受診も推奨したい。

2017/08/13
まだ治ってません。
整形外科を受診したところ、「特に何でもないとは思うが、痛みが出るのは損傷か炎症が起こっているから」って言われました。
非ステロイド系抗炎症薬と湿布で1週間様子を見ます。
2017/08/21
まだ完治はしてませんが、痛みを感じる頻度が小さくなってきたように思います。
丸々1か月鍵盤を一切触っていないので、どれくらい下手くそになってるのか。
2017/09/01
ヤンキースタジアムに行って調子に乗ってビールをしこたま飲んだところ、痛みが再発しました。
2017/09/21
だいぶん治癒したみたいなので再開しています。
単発力は残っていますが、ちょっと物量が増えると全然押せずSLOWがたくさん出ます。
[ 2017/08/02 01:11 ] 未分類 | TB(-) | CM(0)

beatmania IIDX筐体のボタンと無反応について。

いつも液晶のことばかり書いているので、たまには誰もが一度は考えることがあるであろう筐体のボタンについて書こうと思う。

IIDX筐体のボタンに関する基礎知識

日本向けIIDX筐体の出荷時におけるボタンと関連部品は、

ボタン本体:三和電子 照光式押しボタン薄型45φ長方形 ホワイト・スモーク(共に旧型ランプホルダー)
スプリング(バネ):三和電子 照光式押しボタン用スプリング(100g)
マイクロスイッチ:OMRON 小形基本スイッチV-10-1A4(押圧0.98N)
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↑スプリングとマイクロスイッチ

となっている。
いわゆる100gバネと0.98Nのマイクロスイッチの組み合わせである。

KACなど公式大会に用いられるKONAMI所有筐体もこのセッティングであると推測され、The 6th KACにおいてトップランカーである某氏がプレー後に「筋トレしてきます」と発言していたり(共鳴遊戯の華で自己ベストを大きく下回った)、DOLCE.氏もこのセッティング向けの調整に苦労したらしい。(DOLCE.はこの大会で優勝)

ちなみに、ここでは詳しく述べないが、韓国向けの筐体のボタンと関連部品は、製造をUNIANAに委託していることもあってか日本向けのものとは異なっている。
また、SPADA筐体以降のものでは、出荷時点で60gのスプリングと押圧0.49Nのマイクロスイッチが使われているという情報があるが、誤りであると思われる。

実際によく目にするセッティングとは

ほとんどの店舗では、出荷時のままではなく、スプリングやマイクロスイッチを別のものに交換した上で稼働させていることは周知の事実である。
その中でも多くみられる組み合わせをピックアップしていこう。

1.スプリング20g(OBSA-SP(20g))+マイクロスイッチ0.49N(D2MV-1-1C3)
関東や関西などの都市圏で多くみられるもので、非常に柔らかいバネと少し押しごたえのあるマイクロスイッチが特徴である。
バネが柔らかく反発力が非常に弱いので、近年増加傾向にある高速物量系の譜面をプレーしても比較的疲れにくいとされている。
しかし、この柔らかいバネのせいで戻りが悪いと感じ、敬遠する人もいる他、マイクロスイッチの劣化が早く、こまめなメンテナンスとマイクロスイッチ交換が必要とされる。

2.スプリング20g(OBSA-SP(20g))+マイクロスイッチ0.25N(D2MV-1-1C2)
前者ほど多くはないものの、近年のトレンドである柔らかボタンを追い求めた結果である。
マイクロスイッチの押しごたえがあまりないので、スコアが出づらいと感じたり、戻りが悪いという理由で敬遠する人も一定数いると思われる。
マイクロスイッチの劣化による無反応も1の組み合わせより早く発生する感じがあるし、個人的にはあまりメリットを感じない組み合わせではある。

3.スプリング20g(OBSA-SP(20g))+マイクロスイッチ0.98N(V-10-1A4など)
北陸地方や滋賀県などでみられる組み合わせである。
非常に柔らかいバネと硬いマイクロスイッチのギャップが大きくて、クセのある押しごこちとなっている。

4.スプリング60g(OBSA-SP-K)+マイクロスイッチ0.25N(D2MV-1-1C2)
都市圏の一部店舗(ラウンドワン系列に多い)や、地方で多くみられる組み合わせである。
デフォルトよりもかなり軽いセッティングではあるが、バネの反発力がそれなりにあり、ボタンの戻りが悪いと感じることはないであろう。
1や2の組み合わせに慣れた人にとっては「ガチムチ筋トレ鍵盤」に感じられるほどであるが、個人的には慣れると押しやすい組み合わせではあると思う。

5.スプリング60g(OBSA-SP-K)+マイクロスイッチ0.49N(D2MV-1-1C3)
地方でたまにみられる組み合わせである。青森市ではこの組み合わせがほとんどであったと記憶している。
また、2016年4月のセガ系列IIDX導入時には、デフォルトからこの組み合わせに換装するようセガ本部から通達があったようで、一時期通販サイトでD2MV-01-1C3の在庫が一斉に切れるという現象があった。
結構重い押しごこちであり、DPには厳しいという人も多い。

軽ければ軽いほど良いのか

昨今の高速高密度譜面の増加に従って、バネの反発力が小さい1や2の組み合わせを採用する店舗が増えつつある。
では押しごこちは軽ければ軽いほど良いのかと問われると、私は「否」と答えるだろう。

昨年の秋頃、某北摂のゲームセンターでこういうことがあった。





結果的には他の店員を呼んで交換してもらった…


この店舗では前項1の組み合わせを採用しており、マイクロスイッチの劣化による無反応(いわゆる「ボタンが抜ける」現象)は必然的に発生するわけであって…
教えてあげてもマイクロスイッチの交換を渋るような店舗では、1や2の組み合わせを採用するべきではないと思うのだ。
この店舗は2016年1月までは上級者プレイヤーの店員が勤務していたようで、その頃までは無反応に悩まされたことは無かった。しかしそれ以降はボタンの無反応や皿ガコ(ターンテーブル本体と軸を固定しているネジが緩むことによって生じるターンテーブルを回した時のグラつき)が見られるようになってしまい、心なしか上級者が減った気がする。
大阪府全体で見てもトップクラスの環境を備えていたキャンディウエスタン石橋の閉店によって、北摂地域最後の砦となっている店舗でもあり、頑張って良い環境を保って欲しい思いがある。
現在、ボタンの無反応は発生していないが、減ったプレイヤーが戻ってきた印象はない。平日夕方でもガラガラということがほとんどである。

先日閉店してしまったが、初めは2の組み合わせを採用していた千里中央のハローズガーデンでも同様の傾向が見られ(というか全く交換してくれず、たまに無反応するという次元ではなくなっていた)、閉店する数ヶ月前からは4の組み合わせに変更されていた。


マイクロスイッチの交換を定期的に行うか、少なくともプレイヤーに頼まれたら交換する店舗でなければ、1や2の組み合わせを採用して欲しくないのが本音である。
と言っても、1や2以外の組み合わせを採用していてもマイクロスイッチの交換は絶対に行わねばならない。
60gのスプリングだろうがマイクロスイッチの劣化は必ず発生する。

最近はSNSが発達していて、「あそこの店はボタンが無反応する」「店員に言っても交換してくれない」などの悪評はあっという間に広まるため、一気に客足が遠のく。

また、プレイヤーにはそれぞれ好みの組み合わせがあって、好きな組み合わせの店舗に通うようになるものである。
従って、一人の客に「ボタンが重いので軽くして欲しい」と言われただけでその通りに組み合わせを変更するのは、そこにもともと通っていた常連プレイヤーを一斉に手放すようなものであり、絶対に行ってはいけないことであるとも思われる。

私のフォロワーにも、当時のホーム店舗において、事前の告知など無しにマイクロスイッチがD2MV-01-1C3から1C2に変更されたことが原因と考えられる無反応が多発するようになり、その店に通うのをやめた人がいる。
もし変更するのであれば、twitterのアンケート機能などを活用して、熟慮の上で行ってもらいたい。
[ 2017/03/21 02:27 ] IIDX筐体関連 | TB(-) | CM(0)

PENDUAL液晶,copula液晶について

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2018年8月 新型液晶(CB液晶)出荷開始 詳細

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*この記事は2018年9月13日に最新の情報を踏まえた上更新しました。

2015年から出荷が始まったPENDUAL液晶とその後継のcopula液晶。
現在はスケーリングを行わないCANNON BALLERS液晶が出荷されているため、これらが新たに増えることは無いと思われるが、それなりの期間出荷されていたこと、セガ系列へのcopula筐体導入などもあって、見かける頻度は高い。

PENDUAL液晶やcopula液晶がなぜそれより以前の液晶に比べて悪評高いのか、また設定に関しても言及していく。

1.PENDUAL液晶,copula液晶とは
PENDUAL液晶は2015年の初旬からSPADA液晶の後継として出荷され始めた液晶。
またcopula液晶は2016年の初旬からPENDUAL液晶の後継として出荷され始めた液晶。
人によって定義は様々であるが、この記事では型番GULDJ-JIを前者、GULDJ-JJを後者とする。
各種液晶の判別に関してはhttp://bmtetsugtovvvf.blog.fc2.com/blog-entry-6.htmlを参照されたい。

2.SPADA液晶以前のものとの根本的な相違
36インチブラウン管の後継として2007年末から出荷され始めたDJT液晶は37型液晶パネルが使用されていた。それからEMP液晶、RA液晶、tricoro液晶、SPADA液晶とずっと37インチ液晶パネルが採用されてきた。液晶のサイズが変化すると譜面の見え方も変化するので当然である。
しかし、ここにきて全てのディスプレイサプライヤーが37インチパネルの製造を終了。
そこでコナミはふた回りほど大きい42インチ液晶パネルに37インチ相当に縮小した映像を映す方針をとり、そして生まれたのがPENDUAL液晶とcopula液晶である。PENDUAL液晶とcopula液晶のほぼ全ての問題点はこの方法によって生じていると考えられる。

*.tricoro液晶とSPADA液晶の耐久性について
DJT液晶は稼働から8年以上も経っているにも関わらず自然故障の事例は極めて少ない。
しかし、tricoro液晶とSPADA液晶は稼働から数年で自然故障するケース(tricoro液晶はバックライトの発光ムラ、SPADA液晶はバックライトの突然死)が全国的に頻発している。
これはtricoro液晶が出荷開始され始めた2012年の時点で37インチパネルを製造しているサプライヤーがすでに少なくなっており、耐久性まで求めることができなくなっていたからであると推測される。
tricoro筐体やSPADA筐体の液晶がPENDUAL液晶やcopula液晶に換装されていることが度々あるのはこのためである。

3.問題点
(1)バックライトの輝度調節ができない
SPADA液晶までの液晶ではディスプレイの設定における"Brightness"がバックライトの輝度調節に割り当てられていた。しかし、PENDUAL液晶とcopula液晶では"Brightness"が「映像の色味を調節する」ことに割り当てられているため、バックライトの輝度調節が不可能である。この固定されている輝度が(特にPENDUAL液晶では)かなり高いため、フロアが暗いゲームセンターでは眩しすぎて非常に目が疲れるわけである。tricoro液晶も標準設定のバックライト輝度はかなり高いが、"Brightness"で調節できるため、問題にはならない。
参考



(2)BGAの明るさに応じて画面全体のコントラストが変化する
IIDXの画面中央に大きく映し出されるムービー、いわゆるBGAには、曲のリズムに応じて激しく明暗が変化するものが多い。PENDUAL液晶、copula液晶では画面全体の明るさに応じてコントラストが相対的に変化するので、レーンやレーンカバーの明るさがBGAと連動して変化してしまう。(Programmed WorldやDaisukeがわかりやすい。)
参考(あくまでもイメージ)


4.問題点の原因
この項は筆者の推測である。
まず下の画像を見て欲しい。
PENDUAL液晶 のコピー
また、図に置き換えたもの。
PENDUAL液晶 のコピー 2
このように、DJT液晶からSPADA液晶までは本体の筐体PCBから出力される1280*720の映像が直接37インチの液晶パネルに映し出されていた。
余計な変換を挟んでいないので画質の劣化はほぼ無く、またディスプレイの映像設定は「バックライトを含めた液晶そのもの」の設定であるため、バックライトの輝度も変更できた。
一方、PENDUAL液晶とcopula液晶では、本体の筐体PCBから出力される1280*720の映像を、「42インチ液晶に映した時に本来表示させたい領域がちょうど37インチになる」ような額縁付きの1920*1080の映像に、液晶の筐体内部に内臓された専用の基盤でスケーリングし、42インチ液晶に映しているのである。
この方法では、余計な変換を行っているため画質が劣化する。またその分、遅延も増加する。
また、ディスプレイの映像設定は「スケーリング基盤」の設定であるため、バックライトの輝度は変更できない。(身近な例で言うと、ディスプレイと本体が一体型でない、つまり双方がHDMIやDVIなどのケーブルで繋がれているだけのパソコンにおいて、Windowsなどのコントロールパネルからディスプレイの輝度が変更できないことと同じである。)
そしてこのスケーリング基盤がお粗末であるために、前述の3.(2)「BGAの明るさに応じて画面全体のコントラストが変化する」という不具合が起こっているのだと思われる。

5.私たちができること
以上のように、プレイヤーにとって致命的な不具合が満載のPENDUAL液晶とcopula液晶であるが、コナミ側はこの事実を把握しているのだろうか。筆者はコナミに2回「これらのことを把握しているのか。また『不具合』なのかそれとも『仕様』なのか。」という趣旨の問い合わせを行ったが、いずれも回答はなかった。
(そもそもこのような初歩的な不具合が残っている時点でテストを行っていないのは明白。何のために自給自足ゴリラが社員にいるのか。)

ブラウン管の寿命や、前述のような純正液晶の故障によって、copula液晶が増殖しつつある今、私たちができることは何であろうか。
(1)DEFINITION TYPEをHD*に。
まずはどの液晶かを見定める。PENDUAL液晶かcopula液晶であった場合、テストモードに入り、GAME OPTION→DEFINITION TYPEをHD*に変更する。HD*にすると、前述のスケーリングによって生じる遅延を加味し、判定位置をDJT液晶と同等にする遅延補正がかかる。
注意:DJT液晶、EMP液晶、RA液晶、tricoro液晶、SPADA液晶、CANNON BALLERS液晶の場合はHDに設定し、絶対にHD*にしないこと。現行のバージョンではGAME OPTIONに推奨設定が表示されているので、その通りにすれば良い。

→(2018/11/07 Rootage稼働 HD*設定が消滅しているとの情報あり)

(2)ディスプレイの設定
液晶側面の、画像の矢印が指している部分にはドライバーで開けることのできる蓋がついており、それを開けるとディスプレイの設定が行える。
IMG_3491__

設定画面を呼び出す。
IMG_3499.jpg

SPADA液晶までは「ContrastをガンガンにあげてBrightnessを下げる」方法が基本とされてきた。コントラストをあげると「明るいところはより明るく、暗いところはより暗く」なるので、判定文字(ピカグレ)は明るく、1,3,5,7鍵レーンは黒くなる。SPADA液晶まではコントラストを上げて判定文字(ピカグレ)が明るくなっても、Brightnessの調整でバックライトの輝度を下げることができたので、問題なかった。
しかし、PENDUAL液晶とcopula液晶ではバックライトの輝度を下げられないのでピカグレが明るくなるとプレーに支障が出る。
そこで、PENDUAL液晶とcopula液晶ではContrastを下げて、ピカグレの尖りを少なくする。このままだと1,3,5,7鍵レーンが過度に白いので、Brightnessを少し下げて(映像全体の色味を黒くして)黒くする。ただ下げすぎると白ノーツが茶色くなって認識しづらくなるので注意を要する。
以上のことを踏まえた鉄板設定は
GULDJ-JJにおいては
Contrast:10
Brightness:46
GULDJ-JIにおいては
Contrast:20
Brightness:46
である。
しかし、BGAの明るさによって1,3,5,7鍵レーンの明るさが変化するので、これが気になる場合は、Brightnessをもう少し下げる方法もある。
また、白ノーツが茶色くなって認識しづらくなるのであれば、Color ToneをCoolにする(青を強くする)のが有効である。ただ、青が強くなることによってピカグレが眩しくなってしまうかもしれない。
白ノーツが黒く潰れるのは、大抵BrightnessやContrastの下げすぎによるものなので、注意してもらいたい。
以上のような設定を行ってもバックライトの輝度は変更できないので眩しいものは眩しい。

IMG_3666.jpg
モーリーファンタジーf綾川のPENDUAL液晶の初代筐体。

ただ、上の画像のように、フロア全体が明るいゲームセンターであれば、眩しさはそれほど気にならない。

………

この記事で述べたことには、推測や個人の主観が含まれている。
間違っている箇所があればコメントやtwitterでご指摘いただきたい。
IIDXプレイヤーやゲームセンターにとって少しでも役に立てば幸いである。

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2018年8月 新型液晶(CB液晶)出荷開始 詳細
[ 2017/01/12 01:11 ] IIDX筐体関連 | TB(-) | CM(0)
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